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コーキングの工法は2つ「先打ち」「後打ち」があります

2021.06.21

■外壁塗装と併せてコーキングも重要な工事です!

外壁塗装は、外観を美しく保つだけでなく、建物の耐久性を上げる重要な役割があります。

特に"サイディング"の外壁材のお家では、外壁塗装と併せて「コーキング工事」が必要不可欠です!

「コーキング」とは、樹脂をベースとした、弾性のある目地充填剤の総称です。これを使用した工事が「コーキング」と呼ばれているのです。

外壁リフォームにおけるコーキングが用いられる場面は2つあります。

<コーキングの役割>
①外壁の下地処理として行うひび割れ等の補修
②外壁に外壁パネル材を張り付けていく際の目地の処理

ヒビ割れの補修にも、目地の処理にも使われているんです。

今回は②について
■窯業系サイディング外壁には「コーキング」が必須!
■コーキングの工法は2つ「先打ち」「後打ち」があります!
■先打ち・後打ちの、メリット・デメリットとは?

このようなことについて解説していきます^^

■窯業系サイディング外壁には「コーキング」が必須

近年、新築の外壁には「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」という素材が多く使われています。

「窯業系サイディング」とは、何枚ものパネルをつなぎ合わせて作る外壁のことで、そのデザイン性や耐久性から非常に人気が高い外壁材です。

上記に、<コーキングの役割>として
②外壁に外壁パネル材を張り付けていく際の目地の処理 とあるように、

窯業系サイディングの外壁の場合、パネル同士の間にできた継ぎ目をコーキングで埋めることで気密性や防水性を保っています。

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■コーキングの工法は2つ「先打ち」「後打ち」

このコーキングにも工法が2つあります。

外壁塗装を塗る前に使う時は「先打ち」
外壁塗装の後に使う時は「後打ち」

と呼びます。

外壁塗装の前後、どちらのタイミングでもコーキング工事を行うことがあります。

では「先打ち」と「後打ち」は、どちらを選べばいいのでしょうか?

先打ちと後打ちそれぞれのメリット・デメリットの解説と、選ぶ時のポイントについて解説していきますね!

■先打ち工法

外壁塗装を塗る前にコーキングを行う場合「先打ち」と呼びます。

【メリット】

・先にコーキング材を充填し、その上から塗装を行うことになります。コーキング材の上に塗装された塗膜が、紫外線によるコーキング材の劣化を防ぎます!

・高耐久のコーキング材を使用すれば、外壁塗装の塗膜と共に防水性や気密性を長期間保ってくれます。

・細心の注意を払って作業を行いますが、万が一打ち直し作業時に外壁を汚してしまったとしても、塗装工程で上から塗装するので作業効率が良いと言えます。


【デメリット】

・コーキング材の硬化時間を迎えるまで次の工程に進行できません。

・塗装塗膜の方がコーキング材より硬い場合は、外壁材の日常の動き(収縮)に追従できず塗膜のヒビ割れや剥離が発生する可能性があります。
塗膜の表面のみがヒビ割れしている場合は、防水機能としては問題ありませんが、見た目に良くないのでデメリットとなります。

⇒コーキングの色を外壁塗装の色と似た色を使用することで、目立たなくすることができます!


■後打ち工法

外壁塗装をした後にコーキングを行う場合は「後打ち」と呼びます。

【メリット】

・コーキング材の上に塗料を重ねないので、塗膜のヒビ割れや剥がれが発生しません。

・塗膜とコーキング材の接触面積が少ないので、可塑剤による塗膜汚染が発生しません。

※可塑剤(かそざい)とは、硬化する塗膜に可塑性(柔軟性)を与えるために用いられる添加剤のことです。塗膜を柔らかくするのに使われるのが可塑剤です。


【デメリット】

・コーキング材は紫外線に弱いため、塗膜で保護されていないコーキング材は、塗膜で保護されたコーキング材よりも劣化が早い。

・外壁塗装完了後に既存のコーキングを撤去し、コーキングの打ち直しを行います。コーキング撤去のためカッターを入れるので、塗装した外壁に傷をつけてしまう恐れがあります。キズが付かないよう細心の注意を払って作業致します。

■知識と経験豊富な外装リフォーム専門店へご相談ください!

新築の住宅には、仕上がりの美しさが重視されるため、後打ちでヒビ割れのない外壁を作るといいでしょう。

またクリヤー塗装をする場合は、仕上がりと塗装工事後のコーキングの長持ちを考え、後打ちでコーキングを施工するほうがよいでしょう。

長くコーキングの効果を保ちたい方は、外壁の色に合ったコーキング素材で先打ちするといいでしょう。

どちらの工法が良いのか、お客様のお住まいに合わせた工事をご提案致します!

■名取市・仙台市太白区での施工実績多数!

外装リフォームは、ひとつとして同じ工事はありません。
外装リフォーム専門店ならではの豊富な知識で、お客様のお宅に合わせた工事をご提案させていただきます!

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