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外壁にかかせない「コーキング材」の種類をご紹介します!

2019.03.26
【ガイソー名取店】ブログをご覧いただきありがとうございます(^^)/

外壁にはかかせない「コーキング材」をご存知でしょうか?
「シーリング材」とも呼ばれています。

「コーキング材」とは、サイディングボードやタイルなどをつなぐ、目地部分に充填するボンドのようなものです。

コーキング材部分を手で押してみるとわかるのですが、ゴムのような弾力があります。コーキング材でサイディングボード(外壁のパネル)の隙間を埋めることで、雨水が外壁の内部へ侵入することを防いだり、外壁材の膨張を吸収したりする重要な役割を果たしています。

この重要なコーキング材ですが、風雨や紫外線などにより経年劣化してしまいます。劣化が進むと、ひび割れや剥離が起こり、その機能を果たせなくなってしまいますので、早急に補修が必要になります!


コーキング材にも種類と特性がありますのでご紹介します(^_-)-☆

①シリコン

コストパフォーマンスに優れ、ホームセンターでも購入することができます。しかしシリコンコーキングの上から塗装することはできません。なぜなら充填後にシリコンオイルが染み出してくるので、塗膜とコーキング部分との密着性が保たれず、剥離してしまうからです。ですから、目地の上から塗装しない場合においてのみ、外装工事では用いられることがあるようです。

<主な使用場所>
・ガラス廻り
・キッチン廻り
・浴槽、トイレ(陶磁器・大理石)廻り
・アルミサッシ廻り

②変性シリコン

シリコンコーキング材の類似品かと思われがちですが、上記のシリコンコーキングとは別物です。
硬化後は塗装可能ですが、成分中の可塑剤(かそざい:加工しやくするために添加する物質のこと)が塗料を汚染し、物性変化を招くことがあります。柔軟性があり、金属類への使用も可能なので、外装工事で用いられることが多く、サイディング仕様の家の目地に使われているシーリング材は、ほぼ変性シリコンです。

<主な使用場所>
・一般建築物の内外装の目地、サッシ廻りなど
・モルタル、コンクリートの目地 およびクラック、タイル目地など
・各種屋根材、各種金属の目地、接合部のシールなど

③ウレタン

耐久性の高いシーリング材の一つです。硬化後はゴムのような弾力性を持ち、クラック補修や目地の補修に使用されます。しかし紫外線により露出部分が劣化し、ホコリを吸い付けやすいので、塗膜で被せる場合に使用します。

<主な使用場所>
・一般建築物の内外装の目地、サッシ廻りなど(充填後、塗装が必要)
・モルタル、コンクリートの目地およびクラック(ひび割れ)、タイル目地など
・ウレタン防水などの端末シールや下地処理

④アクリル

硬化すると弾性体になり湿った箇所にも使用可能です。主に新築時のALCのパネル目地などに使用されますが、耐久性がありません。硬化後の塗装も可能ですが、リフォームなどではほとんど使われません。

<主な使用場所>
・ALCパネル間目地
(ALCパネルは珪石、セメント、生石灰、発泡剤のアルミ粉末を主原料とし、 高温高圧蒸気養生という独自の製法による軽量気泡コンクリート建材です。【ALC協会HPより】)
・合板、下地板の目地
・クロス、内装目地
・モルタルのクラック補修
コーキング材はホームセンターでも売っているので、DIYでご自分で補修を考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、コーキングは家の防水機能を果たす重要な部分です。
適切な種類のコーキング材を使用し、打ち替えには専門的な技術が必要です!


【ガイソー名取店】では、お客様の大切なお住まいに防水がしっかり機能しているか、雨漏り診断もしております(*^-^*)

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