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ガイソー名取店

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伸び縮みする塗膜を形成する「弾性塗料」とは?

2021.02.27

キッカケは『外壁のヒビ割れが気になったから』

みなさまが「外壁工事をしようと思ったきっかけ」は何ですか?^^

一般消費者の約25%が『外壁のヒビ割れが気になったから』という理由を挙げているんです!

既存塗膜(すでに外壁へ塗装してある塗料の膜)のヒビ割れには、適切に高弾性塗料を使用することが必要となります。

今回は「高弾性塗料」についてお話します♪

弾性塗料とは?

■伸び縮みする塗膜!

「弾性塗料」とは、ゴムのように伸び縮みする塗膜を形成する塗料のことをいいます。


■モルタル外壁によく使用されます

外壁には様々な種類があり、

・窯業系サイディング(7~8割がこの外壁です)
・金属系サイディング
・モルタル外壁
・樹脂系サイディング
・木質系サイディング
・タイル
・ALC

などがあります。

弾性塗料は、モルタル外壁によく使用されます。

モルタル外壁のメンテナンスについてはこちら
モルタル壁の塗り替え時期について|ガイソー名取店


■防水性・伸縮性に優れている!

弾性塗料は防水性に優れており、伸縮性の高い塗膜はヒビ割れしにくいことから、地震や風雨の影響、車の往来で発生する振動など日々のムーブメントが及ぼす外壁への負担を軽減するために用いられます。

外壁塗装工事においても、その特性を活かしてヘアークラックの補修に使用されます。



■微弾性塗料と高弾性塗料の2種類あります

弾性塗料には「微弾性塗料」と「高弾性塗料」の2種類があります。

・微弾性塗料
特徴:20度の環境で50~100%程度伸びる
定義:特になし

・高弾性塗料
特徴:20度の環境で120%伸びる
定義:JIS規格で定められている

このように、その特徴によって分けられています。

塗料・外壁材比較表|ガイソー名取店

弾性塗料はヘアークラックの補修にも使われています

■ヘアークラックとは

伸縮性の高い塗膜を形成することから、弾性塗料外壁の"ヘアークラック補修"に使用されます。

クラックにも種類があり、程度の軽いものから

・ヘアークラック
・構造クラックの可能性あり
・構造クラック

と分類することができます。(図参照)

ヘアークラックとは、基本的に「0.3mm幅までのクラック」のことを言います。

それ以上太いクラック幅のものについては、塗膜のクラックではなく、躯体及び構造のクラックと考えられますので、外壁塗装で補修することはできません!

よって、塗膜クラックか構造クラックかの見極めが重要となります。

弾性塗料とローラーの組み合わせで仕上がりが変わります

ウールローラー
外壁塗装で最も一般的に使用されているローラーです。
均一な塗膜を作りやすく、既存の模様をそのまま生かす場合に使用します。
マスチックローラー
ヘチマ繊維状で塗料を大量に取り込めるため厚塗りできるのが特徴です。既存の模様を変更しさざなみ模様に変更する場合に使用されます。


■使用するローラーとの組み合わせで仕上がりが変わる!

ヘアークラックの補修には、使用する弾性塗料の特徴だけではなく、使用するローラーとの組み合わせで塗装後の仕上がりが変わります!


高弾性塗料と使用する下塗り塗料について

■塗装の基本は「三度塗り」

外壁塗装においても、屋根塗装においても、塗装の基本は下塗り→中塗り→仕上げ塗り、の三度塗りです。
それぞれどういった特徴の塗料を使用するのが適切なのか、プロの判断が求められます!
プロの技術が光る!手塗りローラー工法3回塗りが標準仕様!!


■伸縮性の違いに注意

弾性塗料を使用するときは、上塗り塗料と下塗り塗料の伸縮性の違いに注意が必要です。
上塗り塗料の伸縮率が高いのに下塗り塗料の伸縮率が低いと、日々のムーブメント等の動きに追従できず上塗り塗膜と下塗り塗膜の密着性が失われ、塗膜にヒビ割れを発生させてしまうことにもなりかねません!

上塗り塗料と下塗り塗料の伸縮率の違いに注意!

■上塗り・下塗りの両方に高弾性塗料を使用する

例えば、

・上塗り塗料の伸縮率200%/下塗り塗料の伸縮率50% の場合

上塗り塗料がどんなに伸びても、下塗り塗料がその伸縮性に追従できません。既存下地に対して伸縮率の50%しかその力を発揮できていません。

・上塗り塗料の伸縮率100%/下塗り塗料の伸縮率200% の場合

下塗り塗料がどんなに伸びても、上塗り塗料がその伸縮率に追従できません。既存下地に対して伸縮率は100%しか発揮しません。

このことから高弾性塗料を使用する際は、上塗り塗料と下塗り塗料の両方に高弾性塗料を使用することが性能を最大限発揮することにつながります!

水分を含んだ外壁に弾性塗料の使用は危険!

■透湿性はありません

弾性塗料自体の性質として、防水性の高い塗膜を作ることはできますが、透湿性はありません。
現状の段階で既に水分が入った状態の外壁へ弾性塗料を使用すると、塗装後に塗膜の膨れを生じさせる危険性があるので注意が必要です!


■水分を含んだ外壁に弾性塗料を使用すると…

△塗膜の膨れ
弾性塗料を塗布後、外壁材の中に入っていた水分が蒸発して外に出ようとするために発生します。

△塗膜の滑落・剥がれ
膨れた塗膜部分は、素地と塗膜が密着していない浮いた状態です。その状態では振動などの日々のムーブメントによって塗膜の滑落・剥がれを引き起こします。

高い伸縮性のガイソーウォールハイブリッドシリーズ

ガイソーオリジナル塗料には様々なラインナップがありますが、

・ガイソーウォールハイブリッドSi
・ガイソーウォールハイブリッドF

は、塗膜に「高い伸縮性」があります!

また一般的な弾性塗料は、表面に"タック"というベトつき感が生じやすく、汚れが付着するため耐候性が落ちるという欠点があります。

それに対して、ガイソーウォールハイブリッドシリーズは、親水性塗膜機能があり、塗装後のタックも他の弾性塗料に比べて生じにくいという特徴があります!従来の弾性塗料にあったデメリットは軽減されています。

さらに、割れにくい塗膜を形成することから、クラックの入りやすい下地やシーリングの上への塗装に適しています。


ガイソーがオススメするハイグレード塗料!
詳しくはこちらをご覧ください!
ガイソーウォールハイブリッドシリーズ

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